*09:12JST 日経平均は40円高、寄り後は上げに転じる
日経平均は40円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で3400円上昇し、高値警戒感が強まっており、短期的な利益確定売りが出やすかった。さらに、自民党新執行部は発足したが、次期政権の枠組みなど当面の政治の不透明感が意識され投資家心理を慎重にさせた。一方、外為市場で1ドル=152円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことも安心感となった。さらに、引き続き高市自民党新総裁の政策への期待感が株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。
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