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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】いちご—2Qは2ケタ増収増益、最高益更新に向けて好調に推移

*13:41JST いちご---2Qは2ケタ増収増益、最高益更新に向けて好調に推移
いちご<2337>は14日、2026年2月期第2四半期(25年3月-8月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比40.6%増の510.24億円、営業利益は同64.3%増の112.61億円、事業利益は同60.2%増の151.28億円、経常利益は同62.9%増の90.47億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同60.7%増の86.24億円となった。同社は、本業による損益でありながら、会計上は特別損益として計上される心築およびホテル事業の資産売却損益を、営業利益に加味し、営業活動本来の利益を可視化した利益指標を「事業利益」として示している。

心築(しんちく)事業の売上高は前年同期比6.7%増の121.87億円、セグメント利益(事業利益)は同14.0%増の51.47億円となった。オフィス・商業施設において賃料収入が堅調に推移したことや心築事業に属する投資持分の売却収入が発生したこと等により、増収増益となった。

アセットマネジメント事業の売上高は同38.2%増の20.22億円、セグメント利益(事業利益)は同62.4%増の10.29億円となった。いちごホテルリート投資法人<3463>をはじめとする堅調なベース運用報酬の増加に加え、いちごオフィスリート投資法人<8975>における譲渡成果報酬および私募ファンドの物件売却に係る成果報酬により、増収増益となった。

ホテル事業の売上高は同27.4%増の74.93億円、セグメント利益(事業利益)は同183.6%増の52.90億円となった。旺盛な宿泊需要に伴うホテルオペレーション収益や同社ブランドホテル(「THE KNOT」「The OneFive」)を中心に賃料収入が増加したこと、また、新規に取得したホテルの収益貢献やホテルの売却により、増収増益となった。

いちごオーナーズ事業の売上高は同81.5%増の261.29億円、セグメント利益(事業利益)は同108.1%増の24.96億円となった。物件売却が順調に進んだことにより、増収増益となった。

クリーンエネルギー事業の売上高は同1.7%増の34.52億円、セグメント利益(事業利益)は同1.1%減の12.11億円となった。天候に恵まれ、ポートフォリオの分散による収益の安定が図れた一方、メンテナンス費用等の増加により、増収減益となった。

2026年2月期通期の連結業績予想について、営業利益は前期比19.6%増の195.00億円、事業利益が同14.2%増の284.00億円、経常利益は同7.5%増の148.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の160.00億円と、最高益となる期初計画を据え置いている。

<NH>

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