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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米追加利下げや米中摩擦を意識

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米追加利下げや米中摩擦を意識
16日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。米経済指標が低調なら、追加利下げを見込んだドル売りが先行。米中貿易摩擦の激化も懸念される。また、日本の連立協議は進展も、政治の不安定化を警戒した円買いが入りやすい。

前日発表されたNY連銀製造業景気指数は予想外に強い内容を示したが、株価の反落で円売りは後退。また、米中貿易摩擦の激化への警戒感から、ドル買いは抑制された。ユーロ・ドルは1.1610ドル台から小幅に持ち直し、ドル・円は151円70銭台から151円付近に失速した。本日アジア市場で日銀の早期利上げ観測から、やや円買いに振れやすい。ただ、ドル・円は150円台で割安感から買戻しが入り、下値の堅さが目立つ。

この後の海外市場は引き続き米金融政策と米中摩擦が注視される。前日のベージュブックで労働市場の軟化傾向が裏付けられ、追加利下げ観測を背景としたドル売りに振れやすい。今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は前回から鈍化が予想され、景気減速懸念と同時に緩和的な金融政策への思惑を強める可能性も。米中摩擦の再燃もドル売り要因。一方、「高市政権」発足に向け協議は進展したが、新連立政権の不透明感で円買いは続くだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏 8月貿易収支(7月:+124億ユーロ)
・21:30 米・10月フィラデルファ連銀景況調査(予想:9.0、9月:23.2)

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fisco

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