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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ややリスク選好も米不透明感が重石

*18:38JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ややリスク選好も米不透明感が重石
20日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩みか。リスク回避的な円高の巻き戻しも、円売りは限定的となりそうだ。また、米中貿易摩擦の激化懸念は和らいだが、米政府機関の閉鎖で不透明感でドル買いは限定的に。

トランプ大統領は前週末に対中追加関税「100%」案について「持続可能ではない」と発言し、米中首脳会談に言及したため通商摩擦の激化懸念は一服。ただ、米金利安でドル買いは抑制され、ユーロ・ドルは1.1660ドル付近で下げ渋り、ドル・円は150円50銭付近で伸び悩んだ。週明けアジア市場で自民・維新の新連立政権が発足する見通しとなり、「高市トレード」で日経平均株価は急伸し円売りが優勢となりドルを下支えした。

この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、米国の長期金利や株価が手がかりとなろう。日本の政治情勢の不透明感が払拭されつつあるものの、過度な円売りは抑制される。米中関係の改善期待も先行きに対する懸念は根強い。また、米政府機関の閉鎖で警戒感も払拭されておらず、ドルは積極的に買いづらい展開に。一方、今週末に発表される米消費者物価指数(CPI)は加速が予想されており、内容を見極めるムードが広がるだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 欧・ユーロ圏8月経常収支(7月:+277億ユーロ)
・23:00 米・9月景気先行指数(8月:前月比-0.5%)

<AK>

fisco

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