*18:11JST 22日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅安
10月22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比2.57ポイント(0.07%)安の3913.76ポイントと小幅安となった。
トランプ米大統領は次回の米中会談で良い通商取引が結べる見通しと述べながらも、予定している首脳会談が実現しない可能性に言及したことが嫌気されたようだ。ただ、中国政府の経済政策への期待は持続している。また、市場参加者の間では年末までに預金準備率と政策金利が引き下げられるとの観測も浮上しているようだ。
業種別では、ハイテクがさえない。嘉興斯達半導体(603290/SH)が7.1%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が4.5%安。金先物の急落を受けて産金株も安い。赤峰黄金(600988/SH)が3.4%安、山東黄金(600547/SH)は3.0%安。半面、不動産株はしっかり。中華企業(600675/SH)と京能置業(600791/SH)が3.6%高、華遠地産(600743/SH)は3.2%高。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント(0.38%)安の260.41ポイント、深センB株指数が11.98ポイント(0.88%)安の1342.17ポイントで取引を終了した。
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