*18:38JST 23日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
10月23日の香港市場は、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比186.21ポイント(0.72%)高の25967.98ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が76.96ポイント(0.83%)高の9300.74ポイントと反発。
中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は、本日23日に閉幕した。会議での決定内容については来週前半頃までに公表される見込み。ただ、通商問題を巡って米中関係の悪化に対する懸念が残されており、香港市場に何らかの影響が及ぶ可能性は残されている。ハンセン指数の構成銘柄88で上昇は60、下落は28、変わらずは0で買いが優勢だった。
ハンセン指数の構成銘柄では、ハンセン指数の構成銘柄では、フィギュア・玩具の泡泡瑪特国際集団(ポップ・マート:9992/HK)が9.4%安。半導体セクターでは上海復旦微電子集団(1385/HK)が4.8%安、華虹半導体(1347/HK)が4.6%安。産金セクターもさえない。霊宝黄金(3330/HK)が2.4%安、中国黄金国際資源(2099/HK)が2.0%安で引けた。
一方、石油・石炭セクターはしっかり。中国海洋石油(883/HK)が2.1%高 、中国石油天然気(857/HK)が1.5%高。医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)は3.0%安でさえない動きとなった。
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