閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米利下げ織り込みドル売り抑制

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米利下げ織り込みドル売り抑制
28日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米中貿易摩擦の激化回避で、ドル買い地合い継続の見通し。また、米国の緩和的な政策決定はすでに織り込み済みで、過度なドル売りは抑制されそうだ。

ベッセント米財務長官は前日、対中関税の回避を示唆し、貿易摩擦の激化懸念の後退によりドル買い地合いが強まる場面があった。その後は米金利の低下でややドル売りに振れユーロ・ドルは1.1630ドル台から1.1650ドル付近にやや持ち直し、ドル・円は153円を割り込み152円70銭台に失速。本日アジア市場で日経平均株価の反落で前日までの円売りが抑制され、ドル・円は152円後半から前半まで落ち込む展開となった。

この後の海外市場は、本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を見極める展開となりそうだ。追加利下げはほぼ織り込まれ、過度なドル売りは抑制されよう。利下げ後の景気支援効果やFRB議長の発言内容が焦点になり、ドルは売りづらい。米中首脳会談への期待感でドルに買戻しも入りやすい。一方、日米首脳会談の反応は限定的。今週の日銀金融政策決定会合で利上げ見送りが予想され、円売りがドルを下支えしよう。

【今日の欧米市場の予定】
・22:00 米・8月S&P CS20都市住宅価格指数(予想:前年比+1.40%、7月:+1.82%)
・23:00 米・10月CB消費者信頼感指数(予想:93.4、9月:94.2)

<CS>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。