*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い優位か
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優位の展開を見込む。前日28日のダウ平均は161.78ドル高の47706.37ドル、ナスダックは190.04ポイント高の23827.50で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)開始で利下げ期待に寄り付き後、上昇。対中首脳会談での通商合意期待も根強く続伸した。さらに、好決算が好感材料となったほか、半導体のエヌビディア(NVDA)がけん引し、相場は一段高。終日買いが先行し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、連日過去最高値を更新し終了した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は買い優位の展開となりそうだ。米国の利下げ期待を織り込む動きが見込まれるものの、日銀の金融政策決定会合1日目を迎え、様子見姿勢の強まりが予想される。一方で、日足のパラボリック陽転に加え、オシレーター系指標が低位にあるため、テクニカル的には買いに分がありそうだ。このところ、戻り売り圧力が強く、プライム市場に対し劣後した展開が続いているため、低空飛行の続く出来高に留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の719ptで終えている。
上値のメドは730pt、下値のメドは710ptとする。
<SK>