*17:27JST 29日の中国本土市場概況:上海総合指数は強含み
10月29日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比28.11ポイント(0.70%)高の4016.33ポイントと強含みとなった。
米中通商合意への期待でやや底堅い展開となった。トランプ米大統領は対中貿易交渉にポジティブな見方を示しており、投資家の間では米中合意への期待感は持続しているようだ。前日の取引では利益確定売りが増えたようだが、調整的な売りは一巡したようだ。上海総合指数の指数構成銘柄では上昇が1107、下落が1069、変わらずは59。
主な上昇銘柄は、阿特斯陽光電力集団(688472/CH)が20.0%高、深圳市泛海统联精密制造股份有(688210/CH)が12.6%高、重庆山外山血液净化技术股份有(688410/CH)が11.8%高など。一方、主な値下がり銘柄は赛诺医疗科学技术股份(688108/CH)が18.6%安、苏州泽環生物制药股份(688266/CH)が13.0%安。
なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.57ポイント(0.22%)高の261.12ポイント、深センB株指数は11.15ポイント(0.84%)安の1324.19ポイントで取引を終了した。
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