*06:25JST NY為替:米FRB高官は追加利下げに慎重、ドルは下げ渋る
10月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円25銭まで強含んだのち、153円89銭まで反落したが、154円12銭で引けた。米10月シカゴ購買部協会景気指数が9月から予想以上に改善しドル買いが強まった。その後、金利低下に連れドル買いが失速したが、連邦準備制度理事会(FRB)高官のさらなる利下げに慎重な発言を受け12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測後退で底堅く推移。
ユーロ・ドルは1.1565ドルから1.1522ドルまで下落し、1.1528ドルで引けた。ユーロ圏のインフレ鈍化でユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は178円27銭から177円45銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3097ドルまで下落後、1.3142ドルまで反発した。ドル・スイスは0.8049フランへ上昇後、0.8024フランまで反落した。
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