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FiscoNews

【寄り付き概況】日経平均は117円安でスタート、ZOZOやソシオネクストなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;52294.31;-117.03 TOPIX;3327.11;-4.72

[寄り付き概況]

 11月4日の日経平均は117.03円安の52294.31円と4日ぶり反落して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末10月31日の米国株式市場で、ダウ平均は40.75ドル高、ナスダックは143.82pt高。一部主要ハイテク企業の決算が好感された一方、連邦準備制度理事会(FRB)の数人の高官がさらなる利下げに慎重な姿勢を示したことが株価を抑えた。昨日11月3日のダウ平均は226.19ドル安の47336.68ドル、ナスダックは109.76pt高の23834.72pt。アマゾン(AMZN)の上昇が支えとなったが、予想を下回ったISM製造業景況指数を受け成長懸念にダウは反落した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日通算で0.39%下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、先週末の日経平均が1000円を超す大幅高となり、高値警戒感が一段と高まっており、利益確定売りが出やすかった。一方、東京市場が3連休中の米国株式市場でダウ平均が下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が同じく2営業日合計で1.08%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく合計で0.76%上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、主要企業の4-9月期決算発表が佳境となっており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。さらに、今日は新政権の経済政策を議論する「日本成長戦略本部」の初会合が予定されており、政策への期待感も株価を支えたが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はNE<441A>が東証グロースに上場した。

 セクター別では、小売業、精密機器、保険業、倉庫運輸関連、サービス業などが値下がり率上位、非鉄金属、ゴム製品、鉱業、機械、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ZOZO<3092>、NRI<4307>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、HOYA<7741>、良品計画<7453>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>、SBI<8473>、東京海上<8766>、第一三共<4568>、ニデック<6594>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、東電力HD<9501>、キーエンス<6861>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、住友ファーマ<4506>、住友電工<5802>、ネクソン<3659>、東エレク<8035>、三井金属<5706>、ファナック<6954>、キオクシアHD<285A>、古河電工<5801>、アンリツ<6754>、イビデン<4062>、KOKUSAI<6525>、TDK<6762>、村田製<6981>、フジクラ<5803>、ディスコ<6146>などが上昇している。

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