*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。前日6日のダウ平均は398.70ドル安の46912.30ドル、ナスダックは445.81pt安の23053.99ptで取引を終了した。民間データで企業の10月人員削減加速が明らかになり、警戒感に売られ、寄り付き後、下落。加えて、政府機関閉鎖も過去最長を記録し終了する兆候も見られないため成長減速懸念にさらに売りに拍車がかかり、続落した。終日売りが先行し終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了。下落した米株市場同様、本日の東証グロース市場250指数先物は売り優勢の展開を予想する。夜間取引において再度5日移動平均線を下回ったことで、下落トレンドの継続が意識されそうだ。週末のポジション調整に加え、一部でAIバブル崩壊的な見方も浮上しており、投資意欲停滞が懸念される。一方、プライム市場からのローテーション的な資金流入の可能性もあり、下げ幅は限定的となりそうだ。ボリンジャーバンドのマイナス1シグマを上限、マイナス2シグマを下限とした「バンドウォーク」をイメージしたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比10pt安の690ptで終えている。上値のメドは700pt、下値のメドは680ptとする。
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