*07:43JST NYの視点:米10月小売は堅調な伸び=NRF/CNBC調査
米政府機関閉鎖に向け、進展が進んでいる。しかしながら、14日に発表予定の米10月小売売上高は延期される可能性が強い。エコノミスト予想では前月比-0.2%と5月来のマイナスに落ち込んだ見通し。
一方、全米小売連盟(NFR)とCNBCが最近の小売り売上活動をベースにした独自調査で、自動車、ガス、レストランなどでの出費を除いたコアの小売りが前月比+0.6%、前年比+5.0%が想定されている。関税による値上げが影響した可能性もあるが、特にデジタル製品、衣料、アクセサリーの伸びが目立つ。電化製品もプラス改善した。センサスビューローの予想と違い、実質的、匿名でのクレジットカードやデビットカードの取引をもとに調整なしで換算したもの。企業は新規従業員の雇用に消極的であると同時に、削減も躊躇している。ドルは一方向に下げにくい環境と見られる。
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