*18:14JST 13日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸
13日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比150.30ポイント(0.56%)高の27073.03ポイントと続伸。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は60.07ポイント(0.63%)高の9599.06ポイントとしっかりとした値動きとなった。
米中対立の警戒感がやや後退したこと、中国政府の経済対策への期待が株高につながったようだ。中国における預金準備率や政策金利の引き下げ(金融緩和策)への期待も残されている。ハンセン指数の構成銘柄88において、上昇は50、下落は35、変わらずは3で買いが優勢だった。
ハンセン指数の構成銘柄では、中国生物製薬(1177/HK)が6.50%高、翰森製薬集団(3692/HK)が4.9%高、紫金鉱業集団(2899/HK)が4.2%。半導体セクターも強含み。華虹半導体(1347/HK)は5.6%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)は3.2%高。
一方、華潤萬象生活(1209/HK)が3.5%安、中国神華能源(1088/HK)は2.6%安。カジノ関連もさえない動きとなり、新濠国際発展(200/HK)は3.7%安、銀河娯楽集団(27/HK)は1.2%安で13日の取引を終えた。
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