*18:06JST 20日の中国本土市場概況:上海総合指数は弱含み
20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比15.69ポイント(0.40%)安の3931.05ポイントと反落した。約1カ月ぶりの安値水準を付けている。
米追加利下げの期待が後退し、中国の金融緩和も先送りされるとの見方が浮上しており、株式相場を圧迫した。米金利上昇に伴う米ドル高を背景に、人民元の先安感が強まったこともマイナス。
業種別では、自動車株が弱含み。東風汽車(600006/SH)が2.8%安、賽力斯集団(601127/SH)が2.5%安、広州汽車集団(601238/SH)が1.9%安。半導体株もさ弱含み。LED・電子部品メーカーの聯創光電科技(600363/SH)が3.0%安、半導体製造装置の瑞芯微(603893/SH)が2.9%安。
一方、不動産株は強含み。新城控股集団(601155/SH)が7.2%高、金地集団(600383/SH)が2.4%高、信達地産(600657/SH)が1.9%高。銀行株も強含み。中国銀行(601988/SH)が4.0%高、中国建設銀行(601939/SH)が3.2%高。
なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.27ポイント(0.50%)安の253.93ポイント、深センB株指数が1.05ポイント(0.08%)高の1302.96ポイントで終了した。
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