元証券マンの個人投資家「かぶカブキ」さん(本人のXより)
高市早苗氏の自民党総裁選勝利で、連日のように日経平均株価が最高値を更新したものの、翌週には急落。さらに翌週になるとまた急騰して日経平均は4万9000円を突破した。乱高下する市場の先行きは不透明だ。先が見通しにくいなかでも、利益を大きく増やし、株価が上がっていくと期待される銘柄にはどのようなものがあるのか。
マネーポストWEBでは、アイフィスジャパン社の協力のもと、3期先のコンセンサス予想(主要証券会社16社に所属するアナリストの業績予想の平均値)を集計した。前期の当期利益と、3期先の当期利益予測を比較し、伸び率が高い順にランキング化。その「3年後に大化け期待の銘柄ランキング」のトップ100のなかから、元証券マンの個人投資家で『決算書3分速読から見つける10倍株とときどき50倍株』の著書がある「かぶカブキ」さんに注目銘柄を解説してもらった。
なぜ、スピード感を持った開発ができるのか
かぶカブキさんは、ディーラーや営業職として勤めた証券会社から、2021年に38歳で独立。元手94万円を1年11か月で1646万円と17.5倍に増やした投資遍歴を持つ。
そんな“テンバガー(10倍株)”発掘の達人が、ランキングのなかでとりわけ注目するのが、29位にランクインした【霞ヶ関キャピタル(東証プライム・3498)】だという。かぶカブキさんは「私がすでに保有している銘柄であり、上がる株だと見ています」と話す。