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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、景気減速に警戒も

*13:33JST 米国株見通し:伸び悩みか、景気減速に警戒も
(13時30分現在)

S&P500先物      6,855.75(+15.50)
ナスダック100先物  25,667.50(+61.50)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は122ドル高。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

2日のNY市場は反発。ダウは前日比185ドル高の47474ドルで取引を終え、ハイテク株主導で買い優勢となった。暗号資産ビットコインの急回復を背景にリスク選好が戻り、半導体や大型ITが上昇した。ハイテク大手は大幅高。ボーイングは幹部発言を受けて急騰し、指数を押し上げた。一方、ディズニーなどディフェンシブは軟調だった。連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が強まり、金利安を背景に買い戻しが相場を支えた。

本日は伸び悩みか。ADP雇用統計やISM非製造業景況感指数など主要指標の発表を控え、結果待ちの展開が想定される。市場では低調な内容が予想されており、FRBの来週の利下げ観測を後押しする可能性があるものの、景気減速懸念との綱引きが続く。セールスフォースの決算発表を前にハイテク株は買いづらく、利益確定の動きも出やすい。一方で、小売り各社の業績が堅調なら消費関連株の支援材料となる。全般的には様子見姿勢が強く、上値の重さが意識されよう。

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fisco

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