*12:09JST デリカフHD Research Memo(9):連結配当性向30%程度を目安に累進配当を実施、株主優待制度も継続
■株主還元策
デリカフーズホールディングス<3392>は株主還元策として、配当金と株主優待制度を導入しており、投資回収後のフェーズでは株価水準によって自己株式取得も機動的に検討することにしている。配当金に関しては、配当原資確保のための収益力強化を図りながら、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、2025年3月期より連結配当性向30%程度を目安に累進配当を堅持する方針とした(従来は20%程度)。2026年3月期の1株当たり配当金は通期業績計画を上方修正したことから、期初予想から7.0円増配となる22.0円(配当性向26.1%)にすることを発表した。
株主優待については、毎年9月末を権利確定日とし、同社株式を6ヶ月以上、かつ400株以上保有する株主を対象に、保有株式数や保有期間に応じてクオカード、オリジナル青果ボックスのほか、ミールキットやこだわりの青果などが購入可能な「RAKUSAI」オンラインショップポイントの選択も可能としている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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