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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、減速懸念で買いを抑制

*13:46JST 米国株見通し:伸び悩みか、減速懸念で買いを抑制
(12時30分現在)

S&P500先物      6,848.50(-7.75)
ナスダック100先物  25,335.000(-45.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は58ドル安。米長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

16日のNY市場で主要指数はまちまち。ダウは302ドル安の48114ドルと3日続落した一方、ナスダックは小幅高で引けた。この日発表された雇用統計で、非農業部門雇用者数は予想を上回ったものの、失業率は悪化し、労働市場の減速懸念が意識された。過去の雇用者数の下方修正も警戒感を強め、金融株やエネルギー株中心に売りが先行。ただ、追加利下げ観測を背景に長期金利は緩やかな低下に向かい、下げ幅を縮小する場面もあった。

本日は伸び悩みか。前日の雇用統計を受け、来年1月の利下げ期待が支援材料となる。ただ、景気減速懸念は強く、買いは限定的となろう。長期金利は低下傾向を維持する可能性はあるが、実体経済の減速を示唆する指標が続く中、投資家心理は慎重姿勢を崩していない。AI関連株では過熱感の警戒が残り、ハイテク主導の上昇は想定しにくい。住宅関連や公益などディフェンシブ株への物色が想定されるものの、年末を控えポジション調整が重石となりやすい。

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fisco

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