*07:23JST 8日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、良好な経済指標を好感
■NY株式:米国株式市場はまちまち、良好な経済指標を好感
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は270.03ドル高の49266.11ドル、ナスダックは104.26ポイント安の23480.02で取引を終了した。
金利高を嫌気し、寄り付き後、下落。経済指標が予想を上回り、国内総生産(GDP)成長率見通しが引き上げられたほか防衛関連の買戻しで、ダウは大幅上昇に転じた。一方、金利高に加え、セクター入れ替えなどで、ハイテクが売られ、ナスダックは終日軟調に推移し、まちまちで終了。セクター別ではエネルギー、耐久消費財・アパレルが上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
防衛のロッキード・マーチン(LMT)やゼネラル・ダイナミックス(GD)はトランプ大統領が2027会計年度の国防予算を1.5兆ドルに大幅増額すべきとの方針を示したため買いに転じた。エネルギー会社のシェブロン(CVX)はトランプ政権とベネズエラの運営ライセンスの拡大を巡り協議していると報じられ、同国産原油出荷加速の思惑に上昇。コロナビールなどを扱う飲料会社、コンステレーション・ブランズ(STZ)は第3四半期の1株当たり利益が予想を上回り、通期見通しを確認したため、上昇。
バイオのメルク(MRK)はがん治療薬メーカーのレボリューションメディスンと同社買収協議に入ったとの報道で期待感が強まり、上昇。カジュアル衣料のギャップ(GAP)や、衣料品・アクセサリーメーカーのスティーブ・マッデン(SHOO)はアナリストが投資判断を引き上げそれぞれ上昇。サイバーセキュリティ製品・サービス会社のクラウドストライク・ホールディングス(CRWD)は人工知能(AI)セキュリティのスタートアップ、SGNLを7.4億ドル現金で買収すると発表し、下落。
連邦準備制度理事会(FRB)のマイラン理事はインタビューで、「2026年は約1.5ポイントの利下げを想定している」と述べた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米経済指標が予想上回る、成長見通し改善でドル続伸
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円66銭から、157円07銭まで上昇し、156円87銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、10月貿易赤字の大幅縮小や7-9月期非農業部門労働生産性の大幅な伸びを受けて、成長見通し改善でドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1680ドルから1.1643ドルまで下落し、1.1660ドルで引けた。ユーロ・円は183円25銭へ上昇後、182円64銭まで下落。ポンド・ドルは1.3447ドルから1.3416ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7973フランから0.8000フランまで上昇した。
■NY原油:大幅高、地政学的リスクの高まりを警戒
8日のNY原油先物2月限は大幅高。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.77ドル(+3.16%)の57.76ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは55.97-58.30ドル。ロンドン市場で55.97ドルまで下落したが、地政学的リスクの高まりを意識した買いが強まり、米国市場で上げ幅は拡大した。通常取引終了後の時間外取引で一段高となり、58ドル台前半まで上昇。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 56.18ドル +0.54ドル(+0.97%)
モルガン・スタンレー(MS) 184.68ドル -0.11ドル(-0.05%)
ゴールドマン・サックス(GS)934.83ドル -6.19ドル(-0.65%)
インテル(INTC) 41.11ドル -1.52ドル(-3.56%)
アップル(AAPL) 259.04ドル -1.29ドル(-0.49%)
アルファベット(GOOG) 326.01ドル +3.58ドル(+1.11%)
メタ(META) 646.06ドル -2.63ドル(-0.40%)
キャタピラー(CAT) 608.13ドル +11.61ドル(+1.94%)
アルコア(AA) 61.09ドル -1.65ドル(-2.62%)
ウォルマート(WMT) 113.07ドル +0.35ドル(+0.31%)
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