志水雅己氏のX
2026年に入って早々に史上最高値を上抜いた日経平均株価だが、このまま一本調子で上がり続けるとは限らない。2020年のコロナショック後、「配当」と「国策」を軸に個別株投資に本腰を入れる元ネットワークSEの志水雅己氏は、いずれも原則として投資額は1銘柄1000万円までの「手堅い投資」を貫きながら3億5000万円を運用している。
一方、「1銘柄1000万円まで」の枠を外し、リスクを取る投資として始めたのが米国株だった(志水氏は「配当」ポートフォリオ、「国策」ポートフォリオに対して、これを「応援」ポートフォリオと呼んでいる)。そして、この米国株が大化けし、大きな資産を築くことに成功した。その詳細について話を聞いた。
1000万円が1年4か月で5倍になったGAP
「最初に買った米国株はGAPでした。2020年3月11日だったと思いますが、ユニクロから『洗って繰り返し使えるマスク』を発売するというリリースが出て、ファーストリテイリング(東証プライム・9983)の構成比が大きい日経平均などの指数が反発し始めた感触でした。すると同じ年の3月末、GAPからも同様のマスクを発売するというリリースが出ました。当時のGAPは株価が10ドルを割り込み、さらにヘッジファンドの売り仕掛けで下げ続けていました。ところが、4ドルくらいまで下げたところで一旦底打ちのような動きを見せたので、5月に入ってから買い注文を入れることにしました」(以下「」内は志水氏のコメント)
平均取得価格は6ドル弱で1000万円ほど投資し、2021年9月に25ドルくらいで利確。配当利回りが8%ほどくらいあり、配当金も含めると1000 万円が5000万円になったという。その後、量子コンピューターの開発企業・IONQ(イオンキュー)に投資し、それが大化けする。
