なごちょう式・優良株との出会い方とは(写真:イメージマート)
“億り人”はいかにして数多の上場銘柄から有望株を発掘しているのか。学生時代の1995年から元手50万円で株式投資を始め、家業の文房具店を経営しながら、株式資産2億円超に到達した兼業投資家・名古屋の長期投資家(なごちょう)氏は、「隠れた優良銘柄と出会うためには、まず企業に触れる機会を増やす必要がある」と説く。
同氏が自身の投資手法と全保有株を公開した話題の著書『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)より一部抜粋・再構成して紹介する。
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2025年現在、東証には約3900の銘柄が上場しています。その中から隠れた優良銘柄と出会うためには、まず企業に触れる機会を増やす必要があります。
【なごちょう式・優良株との出会い方】
(1)日常生活で成長性を感じる企業の情報をキャッチする
(2)多くの企業情報が集約された媒体を定期的に確認する
実際に私が購入した銘柄も、以下のようなきっかけで出会ったものが多数あります。
・メディア(新聞・テレビ・ラジオ)で紹介されていた
・知人・友人の勤務先の話を聞き、興味を持った
・自社の取引先や扱っている商品・サービスの供給元
・会話の中で耳にした「最近業績が良い」「ボーナスが多かった」といった情報
・投資仲間が推している銘柄を聞いた
・雑誌や会社四季報を通じて発見した
生活感覚や日常の気づきが銘柄発掘の起点
たとえば、テレビ東京系の『知られざるガリバー~エクセレントカンパニーファイル~』は注目している番組の1つです(2025年9月現在)。市場ではあまり知られていない優良企業を紹介しており、実際にこの番組をきっかけに買った銘柄もあります。
新聞の新商品開発や業界シェアに関する記事から探したこともありました。ヒット商品を出した企業の株価がすでに高騰していても、その取引先ならまだ割安で狙い目の場合もあります。
このほかにも、文房具の卸業者の方から「この商品が売れてるよ」と聞いた、知人との「○○の企業すごく業績が良い」「ボーナスがすごかったらしい」なんて話が購入につながった例もあります。
証券会社のスクリーニング機能は非常に便利ですが、条件を絞り込みすぎると、こうした「成長の芽」を見落としてしまうおそれがあります。そのため、私は生活感覚や日常の気づきを、銘柄発掘の起点として大切にしています。
