*09:13JST リスク回避のなかで中小型株での短期的な値幅取り狙い
23日の日本株市場は売り先行で始まり、その後も不安定な相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが443ドル安、ナスダックは443ポイント安だった。トランプ米政権がイランで地上戦準備との報道で戦闘激化が警戒された。また、先物等の決算日となるトリプルウィッチングにあたり、テクニカルな売りにも押される形だった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比1930円安の51060円。円相場は1ドル=159円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップダウンで始まることになりそうだ。
日経225先物(6月限)は祝日取引で一時50900円まで売られる場面もみられており、日経平均株価は支持線として意識されている75日線(53265円)を割り込んでくる可能性が大きい。さらに、9日につけた直近安値(51407円)を下回ってくるようだと、持ち高を圧縮させる動きに向かわせそうだ。中東情勢に関連する報道の影響を受けやすく、積極的な売買は手控えられよう。
一方で、直近安値水準での底堅さが意識されてくるようだと、ダブルボトム形成を想定した押し目狙いの買いも入りやすいだろう。もっとも、指数インパクトの大きいハイテク株の強いリバウンドは期待しにくいところであり、ボトム形成からのリバウンドも勢いは限られよう。外部環境の影響を受けにくい中小型株での個人投資家主体による短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。
日米首脳会談では良好な関係構築がみられた。また、日米両政府は「日米間の戦略的投資に関する共同発表」を発出した。小型モジュール炉(SMR)の建設プロジェクトなど政策に関連する銘柄への物色に向かわせそうだ。そのほか、中東情勢の緊迫から防衛関連への注目度は高いものの、大型株はリスク回避のなかで持ち高圧縮につながるため、材料系中小型株に向かわせそうだ。
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