*08:25JST 中東和平進展期待から買い先行へ
[本日の想定レンジ]
21日のNYダウは276.31ドル高の50285.66ドル、ナスダック総合指数は22.74pt高の26293.10pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比650円高の62190円だった。本日は、米国とイランの和平交渉進展期待から上昇した前日の米国市場の流れを受け、買い先行で始まることが予想される。前日は、中東戦争の終結期待から原油価格が下落したことなどにより、投資家心理が好転、半導体・人工知能(AI)関連株中心に買い戻しの動きが強まり、日経平均は大幅反発し、約1週間ぶりに61000円台を回復。25日移動平均線(60291円)や5日移動平均線(60852円)を上回り、ローソク足は大陽線を形成し強い買い気を窺わせた。前日の米国市場は、序盤は米国とイランの和平交渉が難航するとの懸念から売り優勢で始まった。しかし、中東発の報道で、「パキスタンの仲介により米国とイランが和平案草案で合意に達する見通し」と伝わり、これが原油安を招き、インフレ高進に対する懸念が後退。主力株中心に買い直され、NYダウは史上最高値を更新するなど主要株価指数は上昇した。ナイトセッションの日経225先物も62000円台を回復して終了しているため、本日の東京市場は買いが先行して始まることが見込まれる。ただ、これまで米国とイランの交渉は難航し、歩み寄りを見せる気配がなかっただけに、今回の報道については「和平交渉進展には疑問が残る」と警戒する声が聞かれる一方、「交渉が進展することはポジティブだ」とする指摘もあり、見方が分かれている。このため、朝方の買いが一巡した後は、米国とイランの交渉に関する続報を見極めたいとの見方から様子見ムードが強まるかもしれない。また、週末とあって持ち高調整の売りなどから取引終盤にかけては上値の重さが意識される可能性もあるだろう。上値メドは、心理的な節目の63000円、5月14日の高値の63799円、心理的な節目の64000円、下値メドは、25日移動平均線の60291円や心理的な節目の60000円、4月30日安値の58928円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限62500円-下限61500円
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