*10:12JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は反落、景気先行き不安が重し
【ブラジル】ボベスパ指数 171258.88 +0.52%
23日のブラジル株式市場は2日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.52%(888.50ポイント)高の171258.88で引けた。日中の取引レンジは168495.00-171720.00となった。
朝方は売りが先行したものの、その後は買い戻しが優勢となり上げ幅を拡大した。消費関連や物流銘柄など内需銘柄の上昇が指数をサポート。また、米イランの和平合意に伴う原油価格の下落も、インフレ率の高進懸念を緩和させた。半面、米国市場で半導体株が急落し、ナスダック総合指数が大幅安となったことは上値を抑えた。
【ロシア】MOEXロシア指数 2335.94 +0.76%
23日のロシア株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.76%(17.66ポイント)高の2,335.94となった。日中の取引レンジは2,273.75-2,341.58となった。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、今年に入ってから原油の輸出量が過去最高を記録しているとの報告も財政収支の改善期待を高めた。半面、海外株の下落や原油価格の先安観などが指数の上値を押さえた。
【インド】SENSEX指数 76200.68 -1.16%
23日のインド株式市場は反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1.16%(893.39ポイント)安の76200.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは1.16%(278.80ポイント)安の23824.10で取引終了した。
前日終値近辺で寄り付いた後は下げ幅を拡大し、安値圏で引けた。弱い経済指標を受け、景気の先行き不安が強まったことが圧迫材料。5月のインフラ産業8業種の生産高増加率が前月の1.8%から0.5%に鈍化したことが圧迫材料。同指標が国内総生産の先行指標とされるなか、景気減速への警戒感が強まった。また、6月のHSBC総合購買担当者景気指数(PMI、速報)も前月の59.3から57.4に鈍化した。南西モンスーンの降雨不足拡大や水資源管理を巡る構造的課題も懸念材料となった。外部環境では、米利上げ観測の高まりも売り材料となった。
【中国】上海総合指数 4106.25 -1.37
23日の中国本土市場は反落。主要指標の上海総合指数が前日比56.85ポイント(1.37%)安の4106.25ポイントで引けた。
アジア市場で広がった半導体関連株安や中国景気の先行き不透明感が重しとなり、利益確定売りが優勢となった。主要な月次経済統計で不動産や小売など内需の弱さが示されたことに加え、上海先物取引所で非鉄金属先物が軟調に推移したことも素材関連株の売りを誘った。中国当局による景気対策強化観測や中東情勢を巡る過度な警戒後退を背景に指数がプラス圏へ浮上する場面もあったが、買いは続かなかった。世界的な半導体株安が投資家の慎重姿勢を強める中、相場は次第に下げ幅を広げて取引を終えた。
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