*07:12JST 21日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反発、AI関連の回復が支援
■NY株式:米国株式市場は反発、AI関連の回復が支援
米国株式市場は反発。ダウ平均は385.38ドル高の52224.64ドル、ナスダックは329.14ポイント高の25837.21で取引を終了した。
人工知能(AI)関連企業の回復や主要企業決算が好感され、寄り付き後、上昇。トランプ大統領が対イラン攻撃継続、拡大する意向を示し原油や長期金利が上昇したが、ハイテクの回復が相殺し、相場は終日堅調に推移し、終了した。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、商業・専門サービスが下落。
フラッシュメモリ製造・販売のマイクロン・テクノロジー(MU)はオープンソースAIモデルがメモリーを相当量必要とするとの分析によりアナリストが同社の投資判断・目標株価を引き上げたほか、同業台湾セミが2027年値上げを検討しているとの報道を受け、上昇。同業のインテル(INTC)は業務効率化を目指し追加従業員削減計画を発表し、買われた。携帯端末のアップル(AAPL)は売り上げ加速を目指し、後払いサービスなどを提供するフィンテック、クラーナ・グループPLC(KLAR)と提携しアイフォーンなどデバイスのリースプログラムを発表し、上昇。
自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は第2四半期決算で値上げが奏功し調整後の1株利益が予想を上回り、通期の見通しを引き上げ、買われた。ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)はサイバーセキュリティー関連のオープンウェイトAIモデルを発表し、上昇。イベント会社のライブ・ネーション・エンターテインメント(LYV)やクラウド型ソフトウエア会社のセールスフォース(CRM)はアナリストが投資判断を引下げ、それぞれ下落。
自動電子ブローカーのインタラクティブ・ブローカーズ・グループ(IBKR)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:トランプ大統領が攻撃をさらに強化する可能性を警告
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は162円70銭から163円24銭まで上昇し、163円23銭で引けた。
米イランの軍事衝突10日目に入ったことに加え、トランプ大統領が攻撃をさらに強化する可能性を警告したため原油価格が上昇。インフレ懸念も強まり年内の利上げを織り込むドル買いに拍車がかかった。原油ショックが日本経済に影響を与えるとの懸念に円売りも強まった。
ユーロ・ドルは1.1420ドルから1.1399ドルまで下落し、1.1400ドルで引けた。
ユーロ・円は185円80銭から186円12銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3405ドルから1.3360ドルまで下落。
ドル・スイスは0.8105フランから0.8133フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、フーシ派のサウジ海上封鎖の脅威で供給懸念強まる
7月21日のNY原油先物9月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+1.85ドル(+2.24%)の84.33ドルで通常取引を終了した。取引レンジは81.41-85.02ドル。米国による対イラン攻撃が10日目を迎える中、イエメンのフーシ派がサウジアラビア向け海上輸送の封鎖を示唆したことから供給懸念が強まり、買いが優勢となった。通常取引終了後の時間外取引では主に84.51ドルを挟んだ水準で推移している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
米国株式市場は反発、AI関連の回復が支援
バンクオブアメリカ(BAC) 61.22ドル +0.80ドル(+1.32%)
モルガン・スタンレー(MS) 216.40ドル +5.46ドル(+2.58%)
ゴールドマン・サックス(GS)1085.56ドル +30.53ドル(+2.89%)
インテル(INTC) 105.45ドル +8.39ドル(+8.64%)
アップル(AAPL) 327.74ドル +1.15ドル(+0.35%)
アルファベット(GOOG) 346.19ドル -5.18ドル(-1.47%)
メタ(META) 643.81ドル -2.04ドル(-0.31%)
キャタピラー(CAT) 889.97ドル +25.67ドル(+2.97%)
アルコア(AA) 44.35ドル +0.87ドル(+2.00%)
ウォルマート(WMT) 110.39ドル -1.81ドル(-1.61%)
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