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FiscoNews

【オープニングコメント】売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極め

*08:49JST 売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極め
 15日の日本株市場は、米株安の流れから売りが先行するだろうが、売り一巡後は半導体やAI関連株をにらんでの相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが152ドル安、ナスダックが146ポイント安だった。アンソロピックのダリオ・アモデイCEOはAIが制御不能に陥るリスクなどを避けるため、AIモデルの開発を減速すべきだと訴えた。半導体やAI関連銘柄が軒並み下落しており、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の下落率は5.8%を超えた。シカゴ日経225先物は大阪比230円安の63120円。円相場は1ドル=154円40銭台で推移。

 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形でやや売りが先行することになろう。日経225先物(12月限)はナイトセッションで62620円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後には63590円まで切り返している。終盤にかけて軟化し日中比130円安の63220円で終えた。ボリンジャーバンドの-2σ(62850円)に沿った形での調整トレンドは継続しそうである。

 米国市場の流れから半導体やAI関連株には持ち高調整の売りが入りやすいところであろう。ただ、AIの規制については前日の段階で伝えられていたこともあり、売り一巡後のAI関連銘柄の底堅さを見極めつつ、自律反発狙いの動きも意識されてきそうだ。また、AI脅威論から低迷していたソフトウエア株には見直し買いが入りやすいだろう。そのほか、米国では原油高や金利上昇が重荷になっていたこともあり、資源株や金融株などに資金が向かいやすいだろう。

 ただ、15日~16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、17日~18日に日銀の金融政策決定会合が開かれるため、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。そのため、半導体やAI関連株の下へのバイアスが強まる局面においては、その後の買い戻しを狙った動きなども意識されそうである。前日の東証プライムの売買高は20億株を割り込んでいたが、本日も商いは膨らみにくいと考えられ、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。

<AK>

fisco

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