*16:56JST 米半導体株高やマイクロンの好決算を受け69000円目前に【クロージング】
1日の日経平均は大幅続伸。2203.00円高の68956.72円(出来高概算26億4000万株)と8月17日以来約1カ月半ぶりに心理的な節目の68000円台を回復して取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株が買われた流れを引き継いだほか、米国市場の取引終了後に米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが好決算を発表したことも投資家心理を上向かせ人工知能(AI)関連株中心に買われて始まった。その後も終日上昇基調となり、大引けにかけて68995.30円と心理的な節目の69000円乗せ目前に迫る場面も。
東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄750、値下がり銘柄が747と拮抗し、変わらす銘柄が53だった。セクター別では、電気機器、精密機器、非鉄金属、情報通信など11業種が上昇。一方、石油石炭、銀行、保険など22業種が下落した。指数インパクトの大きい銘柄では、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>が堅調で、この4銘柄で日経平均を約1481円押し上げた。半面、東京海上<8766>、第一三共<4568>などが下落した。
9月30日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだったものの、米大手テック株が買われたことが支援材料になった。また、8月個人消費支出(PCE)デフレーターが前年比+3.4%と市場予想を下回ったため、10月の米国の利上げ観測が後退。米長期金利の急上昇リスクが和らぎ、東京市場でもテック株の買い戻しが強まることにつながった。さらに、マイクロンが市場予想を上回る実績、見通しを示したこともあって、日経平均の上げ幅は一時2000円を超える場面があった。一方、直近の上昇の反動から銀行や保険株には値を消す銘柄が増えた。
日経平均は前日に上値のめどと意識された75日移動平均線を突破していたなか、本日の急伸で8月18日から19日にかけて空けたマドをも埋めたため、目先は8月14日高値の69608円をターゲットにとの声も出ている。一方、騰落数では拮抗していることからもわかる通り、様子見も多いとみられる。米国では9月のISM製造業景況指数が発表される。PCEを受けて利上げ観測が後退する中、強い結果となれば再び年内の追加利上げが意識される可能性もあり注意が必要だろう。
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