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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ラキール Research Memo(7):投資を前倒し、成果も顕在化

*11:07JST ラキール Research Memo(7):投資を前倒し、成果も顕在化
■ラキール<4074>の中期経営計画

3. 製品戦略のロードマップ
同社は成長戦略を展開するに際し、2030年を1つのマイルストーンに2026年から2030年までの期間を3つのフェーズに分割し、2026年~2027年を「業務の効率化」、2028年~2029年を「業務の自動化」、2030年を「業務の自律化」を実現する期間とした。

効率化フェーズでは、AI化によって見えない業務の効率化や開発の自動化を進めて時間とコストを削減し、人間を定型作業から解放する基盤を作る。このため、AI人材育成や、開発効率化に向けたLaKeel AI Platformへの投資、業務効率化に向けたLaKeel HRへの投資、ソフトウェア/AIエージェント部品の蓄積、再利用促進による開発の生産性向上を進める。自動化フェーズでは、AIによる洞察や自律的なシステム設計を通じて、人間がより確度の高い判断や価値創造に注力できるようにする。このため、自律開発に向けたLaKeel AI Platformへの投資、人材データの構築や業務自律化に向けたLaKeel HRへの投資、ソフトウェア/AIエージェント部品の再利用を進める。自律化フェーズでは、データとAIを完全に結合し、市場変化や経営に合わせて業務やシステムが自ら自動的に進化し続けられるようにする。このため、自律運用やAIエージェント間協調に向けたLaKeel AI Platformへの投資、AI人事プラットフォームに向けたLaKeel HRへの投資、(仮称)LaKeel Ontology Platformの開発を推進する。自動化フェーズ以降では、M&Aも検討する。

後述するように、AIの進化や社会全般のAXが想定以上に早まった2026年12月期において、2027年12月期以降の数値目標を達成し「業務の自律化」を早期に実現するため投資を前倒ししたが、成果も既に前倒しで顕在化しているようだ。LaKeel HRにおいては、効率化フェーズでHR領域の業務フローにおけるAIエージェントの仕様や様々なデータをLaKeel Data Insightに集約する仕組みの設計に入り、自動化フェーズに向けて意思決定支援を担うDecisionエージェントのアーキテクチャの設計に着手、自律化フェーズに向けて(仮称)LaKeel Ontology Platformのアーキテクチャの設計・開発に着手した。LaKeel AI Platformにおいては、効率化フェーズでLaKeel Blu CodeとLaKeel AI Platformをリリースしたうえ、脆弱性に対応するAIエージェントの開発に入った。自動化フェーズに向けてはIT資産のデータ整備や構造化を実施しているほか、開発からテストまでをAIエージェントが進める「オーバーナイト開発」の仕組みをリリース、自律化フェーズに向けてAIエージェントの自律運用の仕組みやAIエージェント間の情報基盤の開発を進めている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)

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