*07:36JST NYの視点:フランス暴動続く、財政混乱や政局不安で仏債利回り15年ぶり高水準、ユーロ売り圧力
物価高や政府支援を求めるフランス国民の暴動は継続した。夜間外出禁止令が出ているものの週末にはさらなる大規模デモが予定されており、同国資産は続落した。財政見通し悪化で、フランスの10年物利回りは一時5%と2002年来の高水準に達した。独仏債券利回りスプレッドは159ベーシスポイントまで拡大。フランス国民議会も分断しており、予算案の可決がより困難となっている。来年には大統領選挙も控えている。アナリストは例え、予算が承認されたとしても同国の財政機能不全、政局不安定で投資家は同国への投資を当面控えるだろうとの見解。
米国の10月連邦公開市場委員会(FOMC)での2会合連続の利上げ確率低下に伴いドルの売り戻しが強まり、対ドルでユーロは下げ止まっている。しかし、フランスのみならず、この動きが欧州全体に波及している兆候も見られ、物価高に加え、ビジネス停滞で成長も抑制されるリスクが高まり、当面ユーロ売り圧力となると見る。
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