*08:39JST 今日の為替市場ポイント:イベント通過後の値動きに注目したい
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円13銭まで上昇後、157円64銭へ反落し、157円70銭で引けた。米9月コアPCE価格指数が予想通り8月から加速、米7-9月期国内総生産(GDP)速報値も予想を上回る伸びとなったほか、新規失業保険申請件数も労働市場の底堅さを示し、ドル買いが優勢となった。その後、バンス副大統領がイランの強硬派宛てに書簡送付し、交渉再開働きかけたとの報道で原油価格が下落、順調な7年債入札後、ドル買いが後退した。
本日10月30日の米ドル・円は日銀会合の結果次第で振れやすい展開か。本日は日銀金融政策決定会合の結果公表と植田総裁の記者会見が予定されており、利上げの有無や今後の政策運営を巡る発言が円相場を大きく左右しそうだ。前日のFOMCを受けて市場では12月利上げの織り込みが進んでおり、日米金利差を意識したドル買いは根強いが、米長期金利の低下やAI関連株の調整がドルの上値を抑えている。158円台では戻り売りが出やすく、日本の防衛ラインとみられる160円が意識されると為替介入への警戒が高まり、引き続きドルに対する下押し圧力がかかりやすい。市場では156~159円のレンジ相場との見方も聞かれ、イベント通過後の値動きに注目したい。
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