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1か月頑張ったギャラは? 若手ライターが直面する厳しい現実

フリーライターが直面する厳しい現実

フリーライターが直面する厳しい現実

 雑誌やウェブサイトなどに掲載される記事を執筆する「ライター」という仕事。かつては文系学生たちの憧れの職業のひとつともいわれていたが、最近では“儲からない不人気職業”になっている側面もあるいう。20代後半のフリーライターAさんが、自身の切実な状況を告白する。

「出版不況もあって制作費が削られているということに加え、ネットでは1文字1円くらいの安価でキュレーションサイトなどの仕事を請け負う主婦や学生が出てきたせいで、ライターのギャランティーはかなり下がっています。大手出版社からの仕事ならまだしも、下請けの編集プロダクション経由の仕事だとかなり厳しい。ほぼ1か月つきっきりに近い形で雑誌を1冊作って3万円ということも」

 そんなAさんだが、仕事自体はそれなりにあるという。

「ありがたいことにたくさん声をかけてもらうのですが、20代の若いライターがあまりいないのか、どこに行ってもいちばん下っ端で、小間使いのような仕事も多い。当然ギャラも少ないです」

 若いライターが少ないというのは、本当なのだろうか。40代前半のフリーライターBさんは、こう話す。

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