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東京・名古屋・大阪、「ごちそう」に見る3大都市圏の違い

 それでは名古屋はどうか?

「名古屋人は金銭感覚がシビアなので、『何を食べたか』よりも『いくらで食べられたか』を重要視します。名古屋の人はよく“お値打ち”という言葉を使いますが、これがすべてです。お値打ちという単語は全国でも通じますが、要するに“オトク”“お買い得”とぃう意味。『○○円のものを××円で食べられた』というのを、名古屋の人はとても喜ぶ傾向があります」

 それぞれになかなかシニカルだが、“くいだおれ”の大阪は?

「一番味にうるさいのは大阪だと思います。大阪は美味しいのが当たり前。『これがいくらで食えるのか?』が一番大事で、値段が高かったら、『そんな値段なら美味しくて当たり前やん』というのが大阪人です。味さえ良ければ店の造りなどにはあまりこだわらない傾向もあるので、店選びは楽といえば楽ですが、美味しくなかったら『こいつはダメだ』と思われてしまいます。正直、一番苦労したのは大阪です」

 もちろん“人によりけり”の側面も大きいが、それぞれの土地毎の大まかな傾向は、接待の際のひとつの参考にはなるかもしれない。

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