住まい・不動産

人気タウン「柏」 松戸との戦いを制するも“地殻変動”の影響必至

「東の渋谷」とも呼ばれる柏に何が起こっているのか

 住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるものだ。憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか? まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は? 今回は、SUUMOが行った「住みたい街ランキング 2017」で34位にランクインした「柏」(千葉県柏市)について、ライターの金子則男氏が解説する。

 * * *
 首都圏在住者にとっては、ベッドタウンとしておなじみだった柏でしたが、その名前を全国区にしたのが、サッカーの「柏レイソル」です。J1とJ2を何度か行き来していますが、リーグ優勝、天皇杯優勝など、輝かしい実績を残しており、地元人気は絶大。しかしそのお膝元の柏駅周辺は、確実に地殻変動が起きています。

 JR常磐線沿線在住者かJリーグのチームのファン以外は、足を運ぶ機会がなかなかないかもしれませんが、一度駅に降り立てば、その栄え方に驚くはずです。駅ビルには高島屋が入り、駅の東側に広がるアーケードの「柏二番街」は、常に多くの人でごった返しております。かつては「松戸vs柏」で、常磐線沿線の覇権を争った時期もありましたが、街の繁栄ぶりでは、「東の渋谷」とも呼ばれる柏に軍配が上がるように思われます。

 交通面は、常磐線と東武野田線の2線。とはいえ野田線は、「柏からどこかに行く線」というよりは、「柏に出て、東京に向かう線」という路線なので、移動は基本的に常磐線ということになるでしょう。東京から柏は30km程度離れていますが、停車駅が少ないので、地図や電車賃で感じるほどの遠さは感じません。しかも上野東京ラインの開通により、東京駅まで1本で行けるようになったのは、柏住民にとって大変嬉しいニュース。ただし通勤ラッシュはかなりのものです。

 道路状況はなかなか良好です。首都圏の大動脈の国道6号線と16号線が駅の近くをかすめるように通っており、車があれば遊びや買い物の幅がグッと広がります。ただし両国道とも、混雑は覚悟して下さい。

関連キーワード

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。