マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

好調続くアメリカ株式市場を中国はどう見ているか

2018年1月17日 11:00

アメリカ株式市場の下落リスクとは(写真はウォールストリート)

 2018年に入っても、NY株式市場は上昇トレンドを形成している。2016年1月20日には当時の過去最高値から15.8%低い水準(場中ベース)まで売られた。日足チャートを見ると、2015年8月下旬と2016年1月下旬をダブルボトムとして回復、2016年7月12日に過去最高値(場中ベース)を更新すると、その後は一度も過去最高値から5%以上調整することなく、上昇トレンドを形成している。1月12日終値は、年末最後の取引日である12月29日の終値と比べ4.4%高い水準となっている。

 どこまで上昇するのだろうか? 中国の政府系メディアである人民日報が1月11日付で「美股 火爆背後有風険(アメリカ株 暴騰の背後にあるリスク)」と題して、中国社会科学院世界経済政治研究所の研究員(匿名)による小論文を掲載している。中国がアメリカ株をどう見ているのか、以下、その内容を簡単に紹介したい。

 まず、2017年のアメリカ株式市場が強気相場であった要因として、以下の点を指摘している。

【1】アメリカ経済は持続的に回復しており、それがアメリカ企業の業績改善に繋がっている。失業率の増勢からみると、今回の景気回復は既に99か月続いており、第二次世界大戦後の景気回復の最長記録を更新している。

【2】連邦準備制度理事会(FRB)は2017年、3回の利上げを行ったものの、アメリカ国内の資金流動性は依然として余裕がある。世界全体の金融市場において流動性が非常に高いことが、アメリカ市場の流動性を高める基本的な要因となっている。

【3】2017年末、アメリカ議会において税制改革法案が可決されたことで、法人税率が大きく低下することになった。そのことが、市場における企業利益の成長期待を高めた。

【4】投資家のリスク許容度の高まりが、リスク資産への積極投資に繋がった。アメリカ市場におけるVIX指数(別名恐怖指数、将来の投資家心理を示す指数)の動きをみると過去10年間の平均は約20であるが、2017年の平均は約11に低下している。こうした状況は歴史的にみて、非常にまれである。投資家の将来の株価に対する楽観は極めて高い。

不動産売却の完全マニュアル

【2018年版】不動産一括査定20サイトを徹底比較!
【2018年版】不動産一括査定20サイトを徹底比較!
【無料】満足度90%超!ソニーグループの不動産売却サービス
【無料】満足度90%超!ソニーグループの不動産売却サービス

初心者向け「FX」「株」の記事まとめ

楽天ポイントやdポイントを無駄にしていませんか? ポイントを投資に有効活用
2019年の為替相場を予想する上で注目したい5つの点
月5000円の金利収入も メキシコペソのスワップポイント比較
楽天ポイント投資を徹底解説 初心者におすすめの始め方は?
  • ポイントで投資できるクレジットカードを紹介!
  • 金利7%超のメキシコペソはブームになるか 特徴と取扱FX会社を紹介
  • 当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2018 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。