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大学受験会場の忘れ物、とても数が多い「切なくなる」モノとは?

受験会場でとても多い忘れ物とは?

 2月も終わりに差し掛かり、大学受験シーズンも終盤戦。これまでの成果が試される入学試験が終われば気が緩むのは当たり前だが、受験会場に忘れ物をしていく受験生はとても多いそうだ。都内の私大の関係者が語る。

「ウチの大学は、志願者数が例年10万人前後に達するマンモス大学なので、受験会場の忘れ物も大変な量に上ります。よく届くのはマフラーや手袋、ハンカチ、雨や雪の日なら傘、あとは自転車や家の鍵、小銭などです。寒くないように用心するためか、ひざ掛けや上着の忘れ物も少なくありません。

 携帯電話やスマホは意外と少ないです。会場を出た瞬間に電源を入れる人が多く、忘れてもすぐ気が付くのではないでしょうか。ビニール傘やカイロは一応保管していますが、気がついても“もういらないや”という類のものかもしれません」

 上に挙げた忘れ物は、鉄道の忘れ物ランキング上位と大差ないが、受験会場ならではの忘れ物も当然あるという。

「鉛筆、消しゴム、鉛筆けずりなどの筆記用具は、文房具店が開けるぐらい届きますし、腕時計や卓上時計も相当な数に上ります。びっしり書き込まれた参考書、ボロボロになるまで使い込まれた辞書、丁寧な字で書かれた単語帳なども届きますが、もう必要ないということなのでしょうか。受験票を忘れていく受験生も毎年一定数います」

 受験票に関して言えば、試験が終われば不要といえば不要だが、意図的に置いていったということはないだろう。そして関係者が何とも切なくなるのが、例年忘れ物数の上位に入るある品だという。

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