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花王(4452):インバウンドとアジアでの需要が業績拡大を後押し

花王(4452)市場平均予想(単位:百万円)

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企業概要

国内消費財メーカー上場企業で最大規模。トイレタリー用品で国内シェアトップ。1890年「花王石鹸」を発売。代表製品に、「メリーズ」「ビオレ」「ロリエ」「ヘルシア緑茶」など高シェア製品多数。

傘下にカネボウ化粧品(2006年1月)を置き化粧品事業も拡大。原料から一貫生産を行い、独自の物流・販社システムを持つ。コスト改善努力を継続して実施し利益率改善に努め、26期連続増配の実績があります。

国内ではインバウンド需要を追い風に、主力のコンシューマープロダクツ事業が好調です。海外では中国とインドネシアを中心にアジアが成長し大幅増収を牽引しています。中国向けには紙おむつ、生理用品などサニタリー製品の輸出が大幅増となっています。

注目ポイント

同社は継続したコスト改善努力による利益確保と、積極的投資による利益拡大を実践しており資本が好循環しています。ROE 12.4% (2014/12)と高水準で効率的な経営ができていると思います。26期連続増配の実績も大きく評価できます。

足元の業況を見ると、インバウンド需要を取り込み国内のトイレタリー商品が好調なほか、中国、インドネシアを中心に紙おむつメリーズがママに大人気で輸出増が続く見通し。工場生産設備増強、売上増が期待でき、今年度を最終年とする中期計画も達成の見通しがついてきたようです。

さらに、10月には中国電子商取引最大手アリババグループが運営する越境Eコマースサイトで、アクセス数が最も多い「Tmall Global」への出店が決まり、11月からスタートしています。中国紙おむつ市場ではメリーズが高シェアを誇る大人気商品となっています。一人っ子政策の緩和もあり、長期的に中国は同社の売上に貢献しそうです。

シェアトップのトイレタリー用品による増収に加え、原料安による売上総利益率の改善(当第3四半期54.9%)、海外売上比率拡大による円安の恩恵を享受し、利益拡大への段階にきていると思います。

株価は長期で見れば、200日移動平均線に支えられた堅調な上昇が続いています。もちろん、株式市場全体の動向にもよりますが、今後も堅調な上昇が期待できます。できれば、200日移動平均線以下まで調整したところで拾えるようにすると良いでしょう。

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戸松信博 プロフィール

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