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現役グラドルが告白 “疑似恋愛”で仕事を勝ち取る手法

芸能界の実態は……(写真はイメージ)

 財務省の福田淳一・前事務次官による「縛っていい?」発言などで、セクハラ問題が注目されている。権力をバックに女性に性的関係を迫るのは許されざる行為だ。その一方で、権力を持った男性に自ら近づき、自己の利得を得ようとする女性もいる。芸能界における、その実態はどうなっているのか。「プロ合コンコーチ」として多くの男女の恋愛事情を取材し、グラビアアイドルの恋愛にも詳しいアモーレ石上氏がリポートする。

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 東京都内に住む染谷英玲奈さん(30歳、仮名)は、DVDを10枚以上出しており、10年以上にわたって活躍するベテラングラビアアイドルだ。彼女に「枕営業、していますか?」と問うと、自分のことについては濁しつつも、こう答えた。

「周りでやってる子は、けっこういますね。グラビアアイドルのうち、半数以上はやっていると思いますよ」

「枕営業」と聞いて想像するのは、「私と一晩過ごす代わりに番組に出してくださいね」とギブアンドテイクの直接的な“営業”をすることだ。だが、そうした女性は少数派という。

 まず、ターゲットとなる男性と食事に行くなどして懇意になり、恋愛関係を構築したように錯覚させる。男性側に、その女性と交際しているという認識を持たせるのだ。そこから徐々に女性の思い通りに動くよう男性を誘導していき、最終的に仕事を得る。

 中には、そうした恋愛関係を同時に3人のテレビ関係者と構築するなど、巧みな営業を行うグラビアアイドルもいるという。また、自身は結婚しているにもかかわらず、夫ではない別の男性と疑似恋愛関係を築いて枕営業に勤しむアイドルも少なからず存在するという。染谷さんが明かす。

「飲み会の席で、あるテレビ番組の男性ディレクターが、『グラビアアイドルをやっている彼女がいるんだけど、ぜんぜん彼女の部屋にあげてくれない』と愚痴を言っていたんです。

 でも、私はそのグラドルはこっそり結婚していることを知っていて……。心の中で可哀そうだなと思っていました」

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