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投資

小学生からお年玉で積立投資 子供が学んだ投資の仕組みと増やす喜び

子供の方が詳しくなれば逆に教えてもらえる?(イラスト/YAGI)

子供の方が詳しくなれば逆に教えてもらえる?(イラスト/YAGI)

 お金をどう稼ぎ、どう使うか──子供に正しい金銭感覚を身につけてもらうためには、「お金の教育」が大切だ。特に低金利の今、銀行預金には期待できない。これからは投資の知識がないとお金は増えない時代となっている。親子で一緒に学んでみよう。

親が子供に見本を示せなくてもOK!

「今の時代、資産運用の方法は、絶対に学ばないといけないこと。元手となる財産を増やしていく術を知らないと、老後資金まで貯められません。しかし、投資については、大人でもよくわかっていない人が多いのが現状です」(ファイナンシャルプランナー・八木陽子さん)

 そんな、大人でもわからないことを、子供にどう教えればいいのか。

「親が子供に見本を見せたり、教える必要はありません。一緒に学べばいい。逆に、“私だってわからないから”と開き直り、勉強する姿勢を見せましょう」(八木さん)

 最近では、親子で参加できるマネーセミナーなども開催されているので、活用するのも手だ。

お年玉を分散投資で預金以上の利息に

 最近では、iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)など、リスクを分散する積み立て投資や、子供名義でも投資できる投資信託もある。これらは、少額から投資できるので、初めて投資をする人向けといえる。こういったところを入り口にするのもいいという。

「わが家でも、長男が小学校中学年の時に、お年玉を元手に積立の分散投資信託を始めました。7年たった今では、かなり増え、息子も増やす喜びと、投資の仕組みがわかったようです」(八木さん)

 お年玉の平均額は、小中学生で2万~3万円前後。これとおこづかいをベースにすれば、毎月3000円程度の掛け金の積み立て投資は決して不可能ではない。

 お年玉を使った投資信託で増えた資金を、将来の学費の一部に使う活用法もおすすめだ。

※女性セブン2018年6月21日号

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