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ビジネス

横浜に若いママたちが手作りパンを売る多世代交流マルシェ

「ママ・マルシェ」には近隣の高齢者も数多く集まるという

 高齢になり買い物の足が不便になったとき、どうするかは大きな問題。ボランティアも含め、各地で様々な取り組みが行なわれている。

 神奈川県横浜市南区中村地区では、子育てママ3人がボランティアグループ「おもいやり隊」を結成。今年2月から手作りパンや野菜を売る「ママ・マルシェ」を始めた。代表の津ノ井美晴さん(36才)も、2才から小学生まで4人の子育て中だ。

「当初はお年寄りの買い物代行をと考えたのですが、パンが焼き上がり、子供たちが“わぁ~おいしそうなパンがいっぱい!”と叫んだのを見て、やはり品物を見て買う喜びは大切だなと思いました」

 ママ・マルシェには近隣の高齢者も数多く集まり、賑やかにご近所話に花が咲くという。毎回大好評だ。

 現在、中村地域ケアプラザと唐沢地区のガレージで月2回ずつ週1回ペースで開催。

 また平日週3回の買い物代行も実施中だ。ゆくゆくは、空き家などを利用し、多世代が集まれて、子育てママも柔軟に働けるような活動拠点を作りたいと意気込む。

※女性セブン2018年7月19・26日号

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