FX
2018年7月19日 20:00
独裁色はますます強まる印象だが(エルドアン大統領。Getty Images)
トルコでは、6月にエルドアン大統領が大統領選に再選し、娘婿のベラト・アルバイラク氏を財務大臣に起用するなど、独裁色が強まりつつある。こうした状況でFX(外国為替証拠金取引)トレーダーの間では、為替相場への影響が懸念されている。FXで億単位の利益を獲得するカリスマ主婦トレーダーの池辺雪子さんが、今後の見通しについて解説する。
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先日、トルコのエルドアン大統領が娘婿のベラト・アルバイラク氏を財務大臣に起用しました。この決定から、ますますエルドアン大統領の独裁制が強まることが考えられます。また、「金利が下げられるのでは」との思惑も広がったことでショック安となり、トルコリラ円相場は1トルコリラ=23円台へ下落しました。
こういった状況を見て不安になられた方もいらっしゃると思います。「やっぱりトルコリラで取引するのは危険だ」と思われた方も少なくないかもしれません、そう驚くことではありません。
今すぐに金利を下げる、という話が出ているわけではありませんし、さすがのエルドアン大統領も今の相場状況を理解していて、強制的に金利を下げさせるように働きかける、ということはしないのではないでしょうか。
また、「独裁政治」に対して良い印象を持っていない方も多いかもしれませんが、独裁政治が必ずしも悪いとは言い切れません。
連立政権になると、なかなか物事がスムーズに決められず前に進まない、という可能性もある中で、トルコ国民から人気のあるエルドアン大統領が強いリーダーシップを発揮することで物事がスムーズに決められ国がまとまる、という可能性も考えられます。
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