投資

【日本株週間見通し】もみ合い相場継続も過度な下値不安なし

日経平均は週間ベースでは3週ぶりのマイナスとなった

 投資情報会社・フィスコが、株式市場の11月12日~11月16日の動きを振り返りつつ、11月19日~11月23日の相場見通しを解説する。

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 先週の日経平均は下落した。週間ベースでは3週ぶりのマイナスとなった。週初は円相場の下落や中国・上海株の反発を支えに売り物を吸収して堅調にスタートしたものの、13日は一時785.23円安と急落した。アップルやゴールドマン・サックスを中心に売りがかさみNYダウが大幅続落したことを嫌気した。日銀によるETF(上場投資信託)買いや上海総合指数の上昇で大引けにかけては459.36円安と下げ渋ったものの、日経平均は終値ベースで6営業日ぶりに22000円を割り込んだ。

 ナスダックの下げ止まりを背景に前日に売り込まれた電子部品関連銘柄中心に買い戻しの動きが広がった14日の日経平均は反発したものの、15日は携帯端末の需要後退が懸念されている米アップル株の下落などが嫌気されて、ソフトバンクG<9984>やファナック<6954>など主力ハイテク株中心に下げたことから日経平均は反落した。16日の日経平均は前日の終値を挟んでの値動きとなったものの、買い手掛かりに欠けていることから、大引けにかけては週末特有の売りが先行して続落で大引けた。

 一方、NYダウは14日にかけて4日続落と大きく調整した。特に12日は前日比602.12ドル安と大幅な下げをみた。サウジアラビアが12月からの原油減産を示唆し、OPEC(石油輸出機構)やその他主要産油国にも減産を呼び掛け、原油相場の上昇を受けたインフレ懸念から売りが先行してアップルなどハイテク株を中心に大幅下落した。15日は米中高官協議が本格化し、貿易摩擦問題収束への楽観的な見方が広がったほか、パウエルFRB議長が米経済への自信を示したことも好感され朝安から上昇に転じ、5営業日ぶりに反発している。

 今週の日経平均は一進一退のもみ合い相場が継続しそうだ。テクニカル的に見て、日経平均は13日以降5日移動平均線を回復できていないことから、本格反騰の条件は整っていない。カレンダー的にも22日は感謝祭でNY市場が休場、東京市場も23日は勤労感謝の日で3連休となることから、買い手控えムードが週末にかけて強まる可能性がある。

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