マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

相続ルール改正 妻が選ぶべきは「居住権」か「所有権」か

2018年11月23日 16:00

自宅6000万円の場合の妻の居住権の価値は?

自宅6000万円の場合の妻の居住権の価値は?

 2019年1月から、相続のルールが40年ぶりに大きく変わる。その目玉となるのが、『配偶者居住権』だ。これまでのルールでは、子供への相続のため自宅を売却して資金作りをせざるを得なかったが、妻は『居住権』を選択すると、死ぬまで自宅に住み続けながら、預金の半分を相続することができる。なお、居住権は、結婚期間が「20年以上」と比較的長期に条件が設定されており、これは、「後妻業」対策だとされる。

 夫が亡くなった時、自宅の「居住権」を持った方がいいのか、今まで通りに普通に「所有権」を相続した方がいいのか、一体どちらが得なのか。1万4000件以上の相談を受けた経験を持つ、相続コーディネーターの曽根恵子さんが解説する。

「居住権の価値の算定方法はまだ確定していませんが、法務省の簡易評価表によれば、年齢が若くて、その家に住むであろう期間が長いほど居住権の価値は高くなり、逆に高齢になるほど低くなります」(曽根さん)

 50代の若さで夫に先立たれた妻の場合、居住権の価値は高くなる。だが、遺産の法定相続分は変わらないため、居住権の価値が高くなった分、遺産として受け取れる現金は減るわけだ。まだ人生の先は長いのに、現金が少ないのは厳しい。

 居住権は譲渡も売却もできないというルールがあるので、まだ若いなら、居住権に縛られるよりも自宅を売却し、新しい居を構えるなり、新生活のための自由を手に入れた方が得策だ。

 逆に80代になれば、平均余命に近づき、それほど長い期間住むとは考えにくいため、居住権の価値が下がり、居住権の価値が低くなった分、現金を多く受け取れる。高齢であるほど居住権を選択した方が有利になるのだ。

「居住権と所有権が等しい金額になる分岐点は、おおむね65才前後です。相続時に妻が65才未満なら所有権を選び、65才以上なら居住権を選ぶのが1つの目安となるでしょう」(曽根さん)

不動産売却の完全マニュアル

【2018年版】不動産一括査定20サイトを徹底比較!
【2018年版】不動産一括査定20サイトを徹底比較!
【無料】満足度90%超!ソニーグループの不動産売却サービス
【無料】満足度90%超!ソニーグループの不動産売却サービス

初心者向け「FX」「株」の記事まとめ

トルコリラ2019年の見通しをトルコ人アナリストが徹底予想
楽天ポイントやdポイントを無駄にしていませんか? ポイントを投資に有効活用
月5000円の金利収入も メキシコペソのスワップポイント比較
楽天ポイント投資を徹底解説 初心者におすすめの始め方は?
  • ポイントで投資できるクレジットカードを紹介!
  • 金利7%超のメキシコペソはブームになるか 特徴と取扱FX会社を紹介
  • 当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2018 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。