カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

日経225ではわずか2円の誤差 相場の反転価格を導き出す方法

相場の反転価格をどうやって導き出すか

 相場にはポイントとなる価格が存在し、勝ち続けているトレーダーはその価格を意識してトレードしているという。カリスマ主婦トレーダーである池辺雪子さんが、具体的にどういった価格をポイントとして意識しているのか、その判断方法とあわせて紹介する。

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 今回は、まず日経225についてお伝えします。

 日経225(くりっく株・以下同様)は 11月20日に21,350円まで下落した後、大きく上昇しました。「大阪万博開催決定」というポジティブなニュースも1つの買い要因になったと考えられます。

 そして、反転ポイントになった21,350円はフィボナッチ・リトレースメント(以下フィボナッチ)というテクニカルツールの計算によってあらかじめ想定されていた価格でした。

 その計算方法を簡単に説明すると、10月26日の安値である20,905円から、11月8日の高値である22,780円まで上昇した値幅1,875円に対して76.4%押した価格が21,348円となります。実際の21,350円と比べて、わずか2円の誤差で、ほぼ一致したと言えます。

 また、11月8日の高値である22,780円から、11月20日の安値である21,350円まで下落した値幅、1,430円に対して76.4%戻した価格が22,442円ですが、原稿執筆時点で、すでにこの価格まで上昇しましたので、目先のポイントとして11月8日の高値22,780円を私は意識しています。

 もしこの価格もクリアした場合は、10月17日の高値23,200円が次のポイントとなり、その価格をもクリアできれば24,000円乗せの可能性も考えられます。

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