投資

つみたてNISAの含み損に慌てる人へ 資産を守るため今できる対応は?

積立投資で含み損を抱えた時に取るべき対策は?(写真:アフロ)

 2018年後半から日米の株式市場は大きな波乱に見舞われている。2018年初からスタートした「つみたてNISA」(積み立て投資専用の少額投資非課税制度)で積み立て投資を始めた人も多いだろうが、現時点ではそのほとんどが含み損を出している状態だと考えられる。

 中でも、つみたてNISAで投資デビューしたという人の中には、不安にさいなまれたり、動揺したりしている人もいるかもしれない。せっかく勇気を出して投資を始めたのに、いきなり含み損ではそれも無理はない。大切な資産を守るために、この状態からできることは何だろうか。

 その答えは、「何もしない」ことだ。

 下がってしまった相場が回復するには相当時間がかかるかもしれないし、これからもっと下がるかもしれない。それでも積み立て投資は止めずに続ける方が有利だ。積み立て投資は順調に相場が上昇するよりも、途中で下落したほうが、最終的な利益は大きくなるからだ。

 たとえば、基準価額(投資信託の時価)が1万円の投資信託で月1万円の積み立て投資をスタートし、翌月には半値の5000円まで下落してしまったとしよう。2か月で2万円の投資をすることになるが、これが1万円に回復すればその評価額は3万円になる。これは2か月目で倍量の投信を買えるからだ。

 一括投資では意識されにくいが、投資の成果は価格と量をかけ合わせて決まるものだ。積み立て投資では値上がり局面では価格が上昇するが、一方、値下がり局面では多くの量を買えることになる。このケースでも途中で下落相場を経験したので、スタート時より値上がりしていなくても利益を出せるのだ。途中の下落相場は長く深いほど、量をたくさん仕込めるので、後に回復した暁には、得られる利益はより大きくなる。

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