副業は女性の方が向いている？（イラスト：やまなかゆうこ）
ネットやスマホの普及で、副業の幅が大きく広がっている。SNSやクラウドソーシングサービスを活用した副業も多く登場し、個人でも簡単にお金を稼げる時代になった。
例えば家庭教師は、今や家庭にはやってこない時代だ。知識・スキル・経験のフリーマーケットを謳うサイト「ココナラ」では、投稿者が作成したコーチングビデオを数百円から数万円で販売。登録、出品は無料で、販売手数料は25％だ。一度配信した動画はずっと販売され続ける。
高度なスキルを紹介しないと売れないかというと決してそんなことはない。「アクセサリーの作り方」や「育児のコツ」「ペットの飼育相談」「健康や美容によい料理」「占い」など、あらゆる動画がアップされている。
顔出しが嫌なら、PCの画面だけ表示した「エクセルの使い方」でもよい。自分が得意とすること、経験したことがお金に換わるのだ。「人気ユーチューバー養成講座」などのコンサルティングを行う小林正弥さんが語る。
「特に健康や美容は需要が高い。アロマやダイエットなどに詳しければ大丈夫。教育ビデオは買った瞬間には結果が出ず、効果も曖昧ですが、期待値の高いものには人はお金を落とします」
