カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意
2019年2月19日 20:00
今年に入ってから騰勢を続けるNYダウと対照的に、大きな動きがない日経平均株価。現在は21,000円前後での推移が続いている。はたして今後、上昇のタイミングは来るのか。3月の決算月を前に、今後の日経平均株価に影響を与える要素について、カリスマ主婦トレーダーの池辺雪子さんが解説する。
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日経平均株価はレジスタンスラインをなかなか超えられず、21,000円台に少し乗せては小幅反落するレンジ相場が続いています。現在の値動きは、あまり活発であるとは言いづらい状況です。
2018年の日経平均株価は、主に20,000~24,000円のレンジで推移していました。ただ、昨年末に20,000円を割れ、年明けには再び上昇、現在は21,000円台の一歩手前で足踏みを繰り返している状態です。
一方で、NYダウは、今年に入ってから騰勢が止まりません。NYダウは日経平均株価同様、昨年12月に大幅に下落しましたが2019年1月は上昇。日経平均株価が昨年のサポートライン付近までようやく戻した状態なのに対し、NYダウはすでに昨年のボックス圏の中心付近まで戻しています。
本来ならば、NYダウが好調な時には、日本株も買われて、一緒に上がっていくものです。しかし、FRB(アメリカ連邦準備制度理事会)が「アメリカの政策金利は利上げしない方向である」と発表したことで、円高ドル安が進み、日本株にとっては買いと売り両方の材料が出たことで、大きな動きにはなりませんでした。
日経平均株価は、これから日本企業の決算月に当たる3月までは大きな動きがないことが予想されます。これは、ドル円相場と同様です。
ただ、日経平均株価の値動きは、良くも悪くもアメリカ市場に起因するところが大きい。そのため、アメリカ経済が大きく動き出せば、今後、値動きの大きい相場になる可能性も秘めています。
それでは、日本企業の決算月にあたる3月以降の日経平均株価はどうなるのか? 今後の値動きを左右しそうな3つの大きな材料をご紹介いたします。
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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