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ボールがあわや直撃? 過酷だけど楽しめる「野球場アルバイト」の実態

野球場のアルバイトの実態は?(イメージ)

野球場のアルバイトの実態は?(イメージ)

 2019年のプロ野球もいよいよ開幕。日々、熱戦が繰り広げられる野球場は、大学生たちのアルバイト先としても注目されている。タレントのおのののかを輩出した“ビールの売り子”は、野球場のアルバイトの華として知られるが、それ以外にもプロ野球を支える裏方仕事は多い。

「野球場でアルバイトをすれば、タダでプロ野球の試合が観られるのでは」という安易な思いつきをきっかけに、学生時代に野球場でアルバイトをしたBさん(男性・30代)が、「過酷だったけど楽しかった」というアルバイト体験を振り返ってくれた。

ビールの売り子と同じ控え室でテンションUP

「東京に上京したてでお金もなかった大学生1年の頃。大学の掲示板での募集を見て応募したのが、野球場の場内係員のアルバイトでした。

 時給は1000円と悪くないうえに、試合を観られる可能性もある。あと、『立ってるだけで、そこまで大変そうに見えない』という理由からです。集団説明会の場所に指定されたのは明治神宮球場でした。憧れの球場に入れたことでテンションマックスの状態で、その場でシフト表を提出しました」(Bさん・以下同)

 初出勤日に案内されたアルバイト用の控え室は、Bさんのような場内係員だけでなく、売り子の女性たちも共用で利用する部屋だった。「思わずおおっと思いましたが、それも一瞬のこと。売り子の女性たちは、常に臨戦態勢といった緊張感あふれるオーラを放っており、気軽に話しかける雰囲気ではありませんでした」

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