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秋山博康 刑事バカ一代

リーゼント刑事「無名の警察官の頑張りにぜひとも思いを寄せてほしい」

2022年4月27日 16:00 週刊ポスト

リーゼント刑事こと秋山博康氏がテレビの警察特番に出演したことでどんな影響があったのか(イラスト/友利琢也)
リーゼント刑事こと秋山博康氏がテレビの警察特番に出演したことでどんな影響があったのか(イラスト/友利琢也)

 徳島県警を退職後は犯罪コメンテーターとして活躍する「リーゼント刑事」こと秋山博康氏の連載「刑事バカ一代」。最終話となる今回は、秋山氏がこれまでの警察人生を振り返る。

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 おはようさん、リーゼント刑事こと秋山博康です。

 地方の一警察官だったワシが「リーゼント刑事」として知られるようになったのは、今から約20年前。徳島県警察本部捜査第一課の特殊犯係長時代、テレビの警察特番に出たことがきっかけだった。

 最初の密着取材では、暴力団を名乗る男が女性トラブルをネタに、一般男性から現金を脅し取ろうとした事件が取り上げられた。カネの受け渡し場所に捜査員が張り込んでいると恐喝男が現われ、被害者に近づきながら「チャカ(拳銃)持っとんねん」と脅しをかけた。

 アカン、被害者が危ない……。捜査を指揮するワシは無線で全捜査員に「ゴー、ゴー!」と指示して現場に猛ダッシュした。「警察じゃ~!」「何がヤクザじゃ、コラ~!」。怒号が飛び交う現場で恐喝男をボコボコにしたワシは、「11時09分、現逮(現行犯逮捕)じゃ!」と叫んで男の手首にバーンと手錠をかけた。その一部始終がお茶の間に流れたんや。

 その後も取材は続いた。独居の女子大生が下着ドロに狙われた事件では、被害者宅に捜査員を配置し、部屋に忍び込んできた男を現行犯逮捕した。男が室内に侵入する瞬間から、捜査員が「ゴメンナサイで済む問題ちゃうで!」と男を怒鳴りつけ確保するまで、前代未聞の逮捕劇が全国に放送された。

 普段は目に触れない刑事の仕事がテレビで流れたインパクトは大きかった。「刑事がリーゼントとは何事や」「ガラが悪すぎる」との声もあったが、ほとんどの市民は好意的に受け止めてくれた。

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