*10:46JST ソフィアホールディングス---25年3月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用
ソフィアホールディングス<6942>は15日、2025年3月期連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前期比7.4%減の83.60億円、営業利益が同14.5%減の3.44億円、税引前利益が同14.6%減の3.21億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同58.6%減の0.95億円となった。
インターネット関連事業の売上収益は前期比25.2%減の12.81億円、セグメント利益は同68.3%減の0.50億円となった。売上収益は、企業のデジタル変革(DX)への取り組みなどを背景に、ITエンジニアの需要が高まっていること及びインターネット関連のシステム開発も順調に推移した。しかし、子会社2社の売却の影響を受けた結果、減収減益となった。
通信事業の売上収益は同8.3%減の1.52億円、セグメント損失は0.25億円(前期は0.68億円の損失)となった。MVNO事業は競業他社との競争激化により売上が前年を下回った。
調剤薬局及びその周辺事業の売上収益は同3.2%減の69.42億円、セグメント利益は同60.7%減の2.06億円となった。売上収益は、調剤報酬の改定、薬価改定による影響及び処方箋枚数、単価の減少の影響を受け減収となった。利益面では、売上減の影響及びコスト増加により減益となった。なお、当年度末における同社グループの調剤薬局総数は58店舗となる。
その他事業の売上収益は同462.4%増の0.10億円、セグメント損失は0.44億円(同0.24億円の損失)となった。ソフィアグローバルワークス及びSOPHIA SG MANAGEMENT PTE. LTD.において、外国人労働者を対象とした人材紹介等の事業及びアジア圏内において新規事業を継続して進めている。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比0.2%減の83.42億円、営業利益が同45.2%減の1.89億円、税引前利益が同47.2%減の1.70億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同2.4%減の0.93億円を見込んでいる。
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